キャンプ初心者ファミリーが感じた10のコト。その2
6、料理はがんばるべからず
大自然の空の下みんなで食べるご飯はたとえレトルトでも缶詰でも本当に美味しく感じるものです。
初めてのキャンプではテントを張るだけでママもパパもクタクタ。
ツーバーナーでお湯を沸かすのすら手こずるでしょう。
なるべく時間のかかる料理はしない方がよいと思います。
我が家の初キャンプの夕飯は、炊飯器で炊いたご飯にレトルトカレー、フライパンで焼いたウィンナーだけでした。富士のナチュラルな水で炊いたご飯はめっちゃんこ美味しかったです。
朝ご飯はスーパーで買っておいたパンとコーヒー。子どもはコーンスープ。りんご。
7、周りの環境もチェック
キャンプ場の情報だけではなく周囲にどんな施設があるかも要チェックです。
スーパー、コンビニ、温泉のチェックという事も大切ですが、工場や牧場などの施設もチェックしてください。
我が家の初キャンプは「キャンピカ富士ぐりんぱ」というキャンプ場でした。
ここって9kmほど離れた距離に陸上自衛隊演習場があるんですね。1日目夕方~夜8時まで、2日目朝7時~昼頃までそこから爆音がずーっと鳴り響いていました。三尺玉花火並みです。
戦車の発砲音ってすごくてテントが揺れるレベルなんでよ。
それが夜8時まで、翌朝7時から…知ってたらこの日は避けてたなぁ、と今でも思います。
キャンプ場の名誉(?)のためにも申し上げておくと、そんなマイナス面があってもまた行きたいと思うくらいスタッフさんが素晴らしく、富士2合目なので景色も最高、お水も美味しい!初心者キャンパーにはぜひ行ってほしいキャンプ場のひとつです。
我が家も来年の夏はまた行く予定です。(演習日チェックしてね)
畜産農家の多いキャンプ場近くに泊まった時は、まだ暑い時期だったため風向きによっては動物臭くて子どもがとても嫌がっていました。
音や臭いにあまり神経質になる必要はないと思いますが知っておくに越したことはありません。
8、山の気候は変わりやすいって本当ですね
富士2合目での初キャンプはあいにくの雨でした。
降ったり止んだり、晴れたり曇ったり…コロコロと気候が変わるのでビックリ。
夜中には豪雨になりました。不安すぎ。
当日の天気予報が晴れだったとしても、レインコートは一応持って行った方がよいと思います。
そして、山は寒暖差も激しい。コレも本当で、8月のちょうどお盆の時期でしたが昼は半袖で汗をかいていても夕方には長袖+パーカーをはおってちょうどよいくらいになりました。
お子さんが体調を崩さないためにも気候には十分注意しましょう。
9、寝床だけは…寝床だけはしっかり準備
慣れないキャンプで疲れていても睡眠さえ取れればどうにかなるものです。
そう、睡眠さえ取れれば。
逆に言うとキャンプで眠れないと翌日本当にキツイ。寝不足でフラフラしながら慣れない朝食づくり、撤収作業、帰りの運転。
考えただけでキツイ。
我が家は主人が腰痛持ちなので特に寝床は気をつけていました。
こればかりは、初キャンプでも完璧な仕上がりにしなくてはいけませんでした。
グランドシート→テント→厚手のインナーシート→エアマット→寝袋、という感じです。
↑この順番です。特に3番目のエアマット、これが一番威力を発揮していると思いました。勝手に空気が入って程よく膨らむタイプのものです。オススメ。
寝袋は寝相の悪い子どもたちなので封筒タイプ。快適温度が0度の厚手のものなのでこれでバッチリ。
10、何かひとつだけ楽しみを
例えば朝のコーヒー。
キャンパーはコーヒー好きが多いです。豆から炒って挽いて淹れる、という本格派もいらっしゃるくらい。
パーコレーターというコーヒー専用のケトルがあり、これを持って行けばキャンプ場でも美味しいコーヒーが淹れられます。
朝のピリッとした空気を感じながらゆったり飲むコーヒー…最高です。
私はこの為にキャンプをしていると言っても過言ではないくらいです。
例えば子どもたちと天体観測。
本格的な天体望遠鏡を持って…なんてコトをしなくても大丈夫です。
夜になれば、都市部に住んでいると味わう事のできない一面の星空達が私たちをお出迎えしてくれます。
それだけでも感激ですが、子どもたちと星座を探すのも楽しいですよ。
これは有料ですがイチオシです。空にかざすと、今見えている星が何という星座か絵であらわしてくれるので子どもにもとてもわかりやすいんですね。
無料でも星座のアプリはいっぱいあるのでぜひ見てみてください。
アクティブなキャンプも楽しいですが、こういったゆっくりした時間を味わうキャンプもまた最高ですよ。
以上、キャンプ初心者ファミリーが感じた10のコト。でした。
キャンプについてはまだいろいろ語りたいことがあるので次の機会に。