ちょっと そこまで

とある母親。在宅仕事しつつ育児しつつ、趣味も少々

専業主婦がクラウドソーシングでデザイナーを半年やってみて感じた5つのコト

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2015年6月ごろにクラウドワークスにデザイナーとして登録しました。

それから半年…初めての在宅ワークで思う所を書いてみます。

まず、超ざっくり経歴。

現在は専業主婦で3児の子育て中。ブランク約8年。その前は広告業界に7年程。DTPの知識はあるけどWebの知識はナシ…

基本主婦業が主体なので仕事は緩くやっております。

1、勉強になる

これはやってみてすぐに感じたコト。すごすぎて凹むこともよくあります。

暇な時期を利用した現役デザイナーの方がいらっしゃったり、その中にはデザイナーを20年以上やっているというような超ベテランの方がいらっしゃるんですね。

デザインもさることながら、見せ方がうまい。プレゼン慣れしている感じでとても勉強になりました。

もちろんデザインを勉強中の学生さんや「こ・これは??」と思う方もいます。

プロとしてやっている以上、ほかの方のデザインを見て関心ばかりしてちゃダメだと思いますが、こんなに多くのコンペ作品をリアルタイムで大量にみられるだけでなんだか幸せ。

2、相場は事務所時代の半額以下どころか…

安値で請け負っているんだろうな~とは思っていましたが、衝撃の安さです。

A4の4c/1cチラシで大体15,000~30,000円くらい。10,000円切っている案件もあります。

コンペ応募数やクオリティは値段に比例しています。当然ですよね。

事務所に依頼する時のような価格で応募しているクライアントもたまにいて、そんな時のコンペの盛り上がり方ったら楽しすぎ。

私は負け戦はしないヘナチョコデザイナーなのでそういうコンペには参加せず、ニヤニヤ眺めているだけです。

3、クライアント側の情報収集も必要

これは仕事を請負う側のコミュニティを見ていて思う事。

タスク案件で多いみたいですが、「クソ蔵」(ダメなクライアントの意)なんて言われるクライアントがいます。非承認が多かったり、理不尽に評価を低く設定されてしまう事があるようなんですね。

過去にクライアントがどんな仕事を依頼し、どんな評価をしているかは要チェックです。

ただ、これは受注側の言い分であってクライアント側からしたらちゃんとした理由があるのかもしれないのですが…

私も実際リアルにクライアント側の話を聞いたことがあって、うむむ…そりゃ評価低くなるよね…と思ったこともあります。

4、とにかくコミュニケーションを取るべし

↑で評価の話をしましたが、それに結びつく大事な部分。

コミュニケーションの成功=仕事の成功と言っても過言ではございません。

顔が見えない、名前もわからない、そんな人間に仕事を任せるクライアントも多少なり不安があるはず。信頼関係をちゃんと築く為にも、ホウレンソウは過剰かなと思うくらいやった方がよいと思います。

初期のころ、クライアントが送ってくるメッセージに対して「なぜこんな事をいってくるのだろうか?」と悩んだことがありました。(悪口とかではないですよ)

クラウドワークスのコミュニティでそれについて相談したら「それコミュニケーション不足」と言われ、その後は何でもホウレンソウ!ってな感じを心がけた所、最終的にはとても良いものを納品でき、その後も依頼をいただけるようになりました。

お互いの思い違いをなくして、方向性を共有する為にもコミュニケーションは大切に!

5、真面目に真摯にやっていればいい事あるのね

始めて2ヶ月くらいたった頃、1本のスカウトメールが来ました。まだ受注実績は3件くらいでした。コンペには何回も提出していたけれど惨敗…だったんですね。

ですが、そのスカウトをくれた方は他社のコンペを見てたまたま私の作品に目をとめてくれたそうです。

ある程度受注実績があると個人宛にスカウトメールがガンガンくるみたいですが、そうなるにはほど遠かったのでミラクルかと思いましたね。

このクライアントとは現在も続いています。

手を抜かずに真面目にやっていてよかったなぁ~と思った出来事でした。

 


 

現在は月5万円前後の稼ぎになっています。一番下の子が幼稚園入ったらもっと集中して仕事できるな~と思いつつ、今はこれで満足。

ブランクがあったのでデザインやIllustrator等アプリケーションについても勉強しなおしていて、それがとっても楽しい。

改めて仕事が好きなんだな~と感じながら日々過ごしております。