産後ダイエットに成功した話。その4
ダイエット中の敵
このダイエットで一番難しかったのが食事制限でも運動でもなく「自分に言い訳しない」という事でした。
「子供が小さいから」
「旦那が協力的じゃないから」
「親がぽっちゃりで遺伝だと思う」
こんな言い訳達が「私はスリム美人!」の思い込みから開放しようとしてきます。
環境や誰かのせいにするのってすごく簡単。でも周りを見てみて。
同じ条件なのにスリム美人なママはたくさんいる。
半年もダイエットしているとウツウツとした気分が続く事なんて普通にあります。
特に産後だし。
「今日は疲れたからお休みの日」は良いと思います。
「今日はいっぱい食べる日!」も良いと思います。
どうかダイエット成功後の自分を思い描くことだけは忘れないでください。
あ、あとダイエット成功に近づくと服が合わなくなってきますよね。
明らかにガバガバになったパンツ、体形を隠すために来ていたダボダボのトップス。
捨ててください。
そして、新しいあなたに似合った服を買ってください。
産後ダイエットだから元に戻るだけじゃん、と思うでしょ?
いえいえ、妊娠前の自分よりスリムな美人になって戻ってくるのよ?
新しい服買いたくなるでしょー☆
ダイエットに成功して変わった事
見た目はもちろん変わりました。妊娠後期体重MAX時が62.5kgからだと-17.5kgですからね。
大きなマンションに住んでいるのですが、ちょっとした噂になったレベル。
周りからもダイエット方法について聞かれまくりでした。
「やせたね!」「キレイになったね!」「イメチェン夫人!」
ママ友や知り合いの方からいただいたこの言葉達は大きな自信につながりました。
三十路を過ぎてからこういった経験が出来たことは今後の人生においてもかなり意味のある事だったと思っています。
やせる事が目標ではなく、心も体もスリム美人になることを目指していたので着る服も変わったし、歩く姿勢も変わりました。
考え方も変わりました。程よい運動はメンタルに良いと昔通っていた心療内科医に言われた事がありました。身体が健康だと気持ちも前向きにもなれるものなんですね。
そして現在
2015年師走現在、もちろんリバウンドはしていません。
+2kgくらいは増えることがあっても、今までの経験から原因もわかるので「想定範囲内だよ…フフフ…」と思いながら元に戻したりしています。
半年間カロリー計算をしていた(アプリ任せですが)事もあり、どんな食品が何キロカロリーか見ただけでなんとなくわかるようになっています。
思わぬ副産物ですね。
踏み台昇降はもうやっていませんが、たまにジョギングをしたり子どもとプールに入ってみたり、と軽い運動は続けています。
寝ながらストレッチも毎日ではありませんが意識してやっています。
習慣として生活の一部になっている感じですね。
ということで、長々と4回にわたって書かせていただいた産後ダイエットの話はようやく終わります。
ご覧になって下さった方、ありがとうございました。
最後に…
紹介しまくっていたエッセイには続きがありまして、おデブで自信のなかった著者が-35kgのダイエット成功後に言ったセリフで終わらせたいと思います。
「あぁ…自分を嫌いじゃないって嬉しいな」